東大リスニングの勉強法

東大リスニングの勉強法についてよく聞かれるので簡単に答えます。模試や去年の結果でも0-2ミスなので、受かってもないのに語るな、とか的外れな批判は控えていただけると幸いです。

 

まず、読めないものは聴けません。リスニングの問題を解くためには少なくともあのリスニングの速度以上の速さで文章が読めなければいけません。そこをクリアするのが1番大切です。あとはやり方と慣れで点数は伸びます。

(リスニングを苦手とする人の多くはおそらくクリアしてません。)

次に、選択肢の先読みについて。5分では足りません。最低8分、できれば10分取ってください。それが取れないとしたら他の設問にかける時間を削ってください。(そのためにもリーディングの訓練は重要です。)

 

最後に、解き方について。まず問題を読んで主題を掴みます。例えば今年なら子育てについての話で、二項対立があって、などを把握します。次に、問題や選択肢を実際に読んで、何を重点的に聞くべきなのかを把握します。そして問題に関係があると思われるところは、特に集中して聴くことが重要です。選択肢のキーワードに丸をつけておくのも有効ですし、選択肢を読むだけでほとんど答えが決まってしまう問題もありますので、できる限り選択肢はしっかりと読むと良いです。

 

数値を聞かれた時 頭の中で英語と数字の変換が間に合わないという人は、とりあえずそのまま英語を書いといて、後で戻しましょう。選択肢に数字がある場合は、英語に直しておきましょう。

 

メモを取るか何もせず聴くか?

 

向き不向きがあります。TOEFLなどのリスニングを視野に入れているならメモを取って聴く練習もした方がいいです。ですが、東大リスニング程度の長さならメモなしでも十分に戦えますので、お好きな方を。

 

ここで述べたことをやってもらえれば20点は超えると思います。