模試まとめ 現役の入試結果から合格まで

 

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センター本試験

ちょっと汚いのは許してください。全体的に簡単だったのもあって、790点は取れてます。東大志望としては悪くないけどよくもないという感じの点数ですね。英語は普段はミスはないのに長文でミスしてしまいました。国語は簡単だったのもあって割と良い点数です。問題は数学ですね。割と練習したつもりでしたが、本番では頭が真っ白になってしまう時間もあったりしてひどかったです。やはりセンターは慣れが大切ですね。世界史に関しては結局最後まで手が回らなかった分野があったので、まあ妥当というところでしょうか。化学基礎は甘かった知識系の部分で失点してしまいました。

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東大本試験

 

 東大本試験の開示です。いやー、悔しいです。3点差です。国語で、現代文と漢文で失敗したなあという感じでした。特に現代文は、直前期に触れなさ過ぎたせいか、死にましたね。国語で案外差がついていたように思います。後は世界史ですね。間に合いませんでした。数学に関しても実戦力が足りておらず、演習不足でした。

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一浪 4月 進研模試(記述)

大した模試じゃないのであれなんですが、申し分ない成績は取れていると思います。日本史に関しては少し抜けてますが、去年の本試験でしっかりとれていたので、あまり気にしていなかったです。判定はAです。

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一浪 5月 駿台全国判定模試

日本史は気にしてないですが、数学はもう少し欲しいですね。ただ、成績としては申し分ないと思います。東大もA判定でした。

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一浪 6月 駿台全国模試

満足です。ここからはコメント少なくなるかもしれません。判定はA。

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一浪 7月 駿台全国マーク模試

 

 

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判定

初めてB判定取ってしまいましたが、まあ国語は模試なので、ということで許してください笑

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一浪 8月 第一回東大オープン

数学が悪い。。でもそれ以外は良いです。

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一浪 8月 第一回東大実戦

満足。

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一浪 9月

2Bが微妙ですがそれ以外は良いですめ。9割も超えてます。

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一浪 9月 駿台全国模試

世界史の知識不足が露呈したのと、数学がひどい。この後は取れなかった部分を重点的にやりました。

 

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一浪 第二回東大オープン

 

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一浪 11月 進研マーク

理科基礎以外は良い。

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一浪 第二回東大実戦

冊子掲載されているので、隠させてもらいます。数学の採点にはまあまあ不満がありました笑

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一浪 一月 最終東大本番レベル模試

国語と数学は受けてませんがまあA水準ではありました。

センター

英語 200 国語 166 数1A 79 数2B 91 世界史 100 日本史 95 リス50 物理基礎 50 化学基礎 47 でした。

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以上です。見ていただきありがとうございました。

模試まとめ 高2の3月~高3の最後の模試まで。

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高2 3月 駿台全国マーク模試

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初めて社会と理科基礎を含めたマーク模試を受けたわけですが、学校の授業もまじめに受けてない、受験勉強も始めてないという状態ではあまりにもきつすぎました。ただ、英数国で8割行ってたのはうれしいですね。

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高3 5月 駿台全国判定模試

簡単に言うと河合でいう全統記述みたいな感じの模試です。英語は良いけど、国語数学は大したことない。社会は、、マジでお察し。このころから世界史は予備校に通ってたんですけど、日本史はセンターでそこそことれたのもあってあんまりやってませんでした。その結果がこれです。ただ、英数国に関しては悪くはない偏差値を保ってます。

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高3 6月 駿台全国模試

英国は割といいけど数学社会、、東大文2の判定はDでした。

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高3 7月 駿台全国マーク模試

 この模試はセンター本試験に比べるとむずかしいし、変な難しさがあります。範囲が限定されてるおかげで世界史や日本史も多少は取れるようになってきてますね。でも実はこの段階で日本史は古代までしか終わってなかったし、世界史もギリシア、ローマ、中世ヨーロッパ、中国のはじめくらいまでしか終わっていなかったと思います。理科基礎は少しだけ勉強したので勉強したところだけは取れてるって感じですね。物理基礎だと力学の部分は満点でそれ以外が0点だったみたいです(笑)総合だと7割は超えてますし、社会に専念してるだけあって伸びては来てますね。

 

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高3 8月 第一回東大オープン

 

初めての東大模試だったわけですが、ボロボロですね。でも、数学は並、英語はかなり良い、国語はよくわかりませんが英数国はそんなに悪くなかったです。ここから社会での追い上げを頑張っていくことになります。

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高3 8月 第一回東大実戦模試

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判定

全体的にひどいですね。数学は計算ミスをしてしまったみたいですが、そこも含めて実力ですからね。世界史では、第一問は駿台の前期の授業でやっていたので8点だったんですが、それ以外がボロボロです。第3問はなんと3点だったみたいです。日本史も問題の質が悪いとはいえ古代以外の通史はあまりやっておらず、その古代すらもぼろぼろだったので、ひどい成績でした。これを機に日本史を本格的に勉強し始めました。(遅い)

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高3 9月 第2回駿台全国判定模試

数学は伸びてますね。しかし、日本史は中世以降が中心で、しかも記述なので、死んでます。。世界史も多少成長はしているけど、、みたいな。

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高3 9月 第2回駿台全国模試

多少は巻き返したけどまだまだ社会がひどいw でも駿台全国は私立大学向けの細かい単語も多いので、気にしすぎないほうがいいです。というかむしろ駿台生じゃなければ受ける価値がないまであります。

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高3 10月 河合塾 第3回全統マーク模試

英語はまあいつも通り。国語は予備校の現代文の復習と学校でセンター漢文をやらされていたくらいなので多分まぐれ。数学の2Bがひどすぎますね。ベクトルがほとんど0に近い、、 ただ、未習というわけではなく,センターは慣れが大事ですねという話です。この時期には一応日本史は近代以外は大体終わってたと思います。点数が修正してあるのはマークミスしちゃってたからです。数2Bがひどかったのを除けば伸びてますね。

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高3 11月 第2回東大オープン

冊子掲載されちゃってるので申し訳ないんですが一部隠させてもらいます。ギリギリですがA判定取れてました。正直オープンの日本史はリード文をしっかりうつせば点数が来るのであんまりあてになりませんが、世界史に関しては夏よりはだいぶましになってますね。内訳としては6,10,8でした。やっぱり英語という得意科目があるのは大きいですね。このころになると大文東大型に慣れてきていて、実力がしっかり点数に反映された感じです。

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高3 11月 第二回東大実戦模試

 

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判定

数学は実は解答用紙を間違えて答案を書ききった後に全部ときなおしたので許してください。。世界史や日本史に関してはいい感じになってると思います。特に日本史は第4問はまだ近代に手が回ってなくて白紙だったので、割と良いほうだと思います。世界史は9、11、6で、まだ第3問はよわいです。

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高3 12月 大学入試センター試験プレテスト

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 駿台のセンタープレです。少し本番より難しいので、ここから大体50くらいは伸びると考えて大丈夫だと思います。国語は模試なので、、って感じですが英数社はまあまあですね。成績表をなくしちゃったのでこの画面のみになります、すみません。

 

模試結果まとめ 高1~高2の2月

 

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高1 5月 受験勉強開始前

この時期はまだ受験のことは全く考えていませんでしたが、中学の時から親にSEGに通わされていたので、そこの多読だけやってました。国語は元々まあまあ得意だった、という感じです。

 

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高1の1月 進研模試

相変わらず数学がひどい。数学は中学受験の時から苦手で、中学でもあまり得意ではありませんでしたが、中2,3、高1は授業すらも聞いていなかったので定期テストでも赤点ばかりを取っていました。英語はまあ変わらず。熱心に勉強しているわけはないので成績が伸びるわけではない。

 

 

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高1の3月の駿台全国マーク模試



多分学力がどんどん下がっていたころ。やる気もなかったんじゃないかな、わからないけどひどすぎますねこの点数は。判定はもちろん全部Eです。やればできるだろ、と思っていたんじゃないかなあ、このころの自分は。

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高2の5月 河合塾 全統記述模試

高1の時、実はあんまり学校いってなくて、数学とか理科の定期テストで赤点とかとってました。なので、さすがにやばいということで、数学に関しては高1の夏くらいから個別に通ってたので、少し上がったかな、という感じです。

 

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高2 11月 河合塾 全統記述模試

10月から駿台の英語と国語に通い始めて、少しその成果も出てきたかな、といったころの模試です。数学は9月くらいから塾の方では受験を意識した勉強をしはじめたのもあって、かなり伸びてきてますね。

 

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高2 12月 駿台全国マーク模試

英語はまあいつも通り取れてますし、国語も伸びてきてますが、数学がマーク式に慣れていなかったこともあって弱いですね。冬は英数国メイン、特に数学を重視しました。社会は全く勉強してません。これが原因で後で痛い目を見ます。。

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センター同日

英語は安定してますが、国語は東大志望者の中だとまあそれなり、くらいでしょうか。冬休みの数学の勉強の成果が出たのか、数学の1Aの方はかなり上がってますね。2Bはこの段階だとまだベクトルや数列がいまいちで、微積も仕上がってない、という感じでかなり微妙な点数です。

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高2 東大レベル模試(今でいう第3回駿台全国模試)

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判定

この辺りになると、英数国ともに勉強の成果が出てきてます。B判定、かなりうれしかったです。
 

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高2 2月 河合塾 全統マーク模試

1Aは事故ってますが数学も伸びては来てますね でも授業でしかやっておらずノータッチの日本史はやばそう、、 世界史とか理科基礎は全くやってないので相当やばいです。

駿台、河合、代ゼミの高卒コースの比較(主に文系東大志望向け)

予備校選びに悩むことは多いと思うし、インターネット上で公開されている記事には、メリットやデメリットを体系的にまとめたものがあまりないです。そこで、それぞれの予備校の長所と短所を項目別にまとめてみます。早速本題に入ります。

比較する項目 特待制度 クラス分け 自習室 設備 科目別の授業の質 模試 チューター(束縛の有無)  合格率

まず駿台から。筆者が所属していたコースは、駿台御茶ノ水3号館限定の東大文系演習コースというコースです。その経験をもとにして話します。

費用は調べればすぐ出るので、基本は省かせてもらいますが、一つだけ注意。後から詳しく言いますが駿台は通期の授業だけでは範囲が終わらず、講習を取らないとすべての範囲が網羅できなくなる可能性があります。そのため、それを考慮すると費用は少し高くなりがちです。

では、特待制度について。現役の時に駿台でそこそこ優秀な成績を取っていると前期の費用は免除されます。それ以外の特待に関してですが、正直かなり渋いです。判定は駿台で受けさせられる必須模試で行うのですが、前期は進研の記述模試、駿台全国判定模試、駿台全国模試、駿台全国マーク模試、後期は駿台ベネッセマーク模試が2回、駿台ベネッセ記述模試、駿台全国模試が対象です。これらの模試の合計点数を競うことになります。お気づきのように、東大などの名前を冠した所謂冠模試が対象になっていない上、マイナーな模試も数多くあります。正直、問題の質はあまりよくないので、マーク模試を除くと特待を狙わない限りは受ける意味はあまりありません。順位としては、全国で総点で上から何位までは15万、そこより下は5万です。(ちなみに演習コースで4位の人でも5万です。)全免は少なくともお茶の水3号館ではありませんし、額としてもかなり渋いです。

クラス分けについて。前期のクラスはプレースメントテストという駿台が作ったセンターレベルの質は低めの問題で行われます。基本的には実力通りのクラスに入れますがが、明らかにLXに入る実力があるのにLYに行く人もいます。(説明し忘れていましたが、駿台の演習コースはLXとLYにわかれています。)ただ、前期の先ほど挙げた必須模試の合計点数によって後期のクラスは決定するので、河合塾のように実力があるのに一年間クラスが変わらないということはありません。

自習室について。通期期間中は基本的にいっぱいになることはなく、ごはんなどで退席していても特に何も言われません。しかし、夏や冬などの直前期は、ブース型の自習室は基本的に10時ころまでには満席になります。筆者としてはそこはかなり不満でした。

 

設備について。3号館はリニューアルしたとはいえエレベーターは古めですが、そこまで困りません。空調の調整はあまりうまいとは言えないので、暑いときは教務に伝えるとよいです。

科目別の授業の質について。

まず英語から。割合は河合塾よりは少ないですが、先生方はかなり良いです。英語が得意でも得るものはあります。

数学は、理系の駿台といわれるだけあって、レベルの高い授業を受けられますし、通期の授業の予習復習と自分での演習をやれば、十分合格点に達せます。

現代文は、普通って感じです、特に良いわけでもないので、授業を切ってる人も割と多かったです。

古文は良い先生もいるはずですが、もし担当が同じなら、演習コースに関しては本当にクオリティが低いです。詳細は書きませんが、後期になると授業に出てたのは15人くらいだったかと思います。

漢文は、三宅先生がとても良い先生で、基本的に授業の予習復習と追加で過去問をやるだけで十分合格点は取れると思います。

世界史は、通期の授業で扱わない範囲があります。欧米近現代史、つまり1870年代以降の欧米史、アジア戦後史、周辺地域史の前近代と近代(例えば東南アジアや朝鮮、パレスチナ問題)などは夏期講習や冬期講習に割り当てられていて、一講座につき2万円ほどかかるので、注意が必要です。また、通期で過去問演習なども行わないので、添削を希望の場合は自分で解いて先生に頼むことになります。

日本史は、知識を入れるのには役立ちますが、論述はかなり微妙です。

地理は選択していないので人づてに聞いただけですが、割と良いみたいです。

このように、駿台は数学はかなり良いが、社会はかなり弱い、ということに注意が必要です。

模試について。東大コースの場合は先ほど挙げた必須模試に加えて夏と秋の東大実戦模試は無料で受けられますし、別の大学の冠模試も一つまでなら無料で受けられます。必須模試はかなり多く、前期はクラス分けに関係があるので受けざるを得ませんが、後期に関してはマーク模試以外受けなくてもよいと思います。そこは自己判断で。(切っても特に文句は言われないです。

チューターについて。束縛はあまりないです。授業を切っていても成績が良ければ特に文句は言われませんし、講習をとれとれといわれることもそんなにないです。チューターとの距離は近いので、相談はしやすいと思います。

合格率について。演習コースのうち上のクラスだと8割5分以上はあるといわれていますが、下のクラスだと3割も合格しないので注意が必要です。(前期は下のクラスでも問題ないですが、後期に下だとかなり努力しなければいけないと思います。)ちなみに、講義コースの場合は一番上のクラスで合格率は4割弱です。

最後に環境について。合格率はおそらく浪人のクラスのなかだと最も高いですし、レベルの高い環境ではありますので、そのような環境を望んでいる方にはおすすめです。(ただし、そのような環境はTwitter上で作れます)

次に、代ゼミについて。TwitterのFFであるあぶしお君から聞いた話をもとに筆者が記事に書きます。かなり詳細に教えてもらいましたので、信憑性は高いと思います。情報を提供してくれたのは、代ゼミの本部校で東大コースに所属していた方です。ですので、代ゼミの他の校舎についてはこの情報が必ずしも当てはまるとは限りませんのでご注意ください。

まず、特待制度について。東大の開示成績がAかBだと年20万、C判定で50万ほどになりますので、ほかの予備校と比べると相当安く、経済的な事情で駿台や河合に通えない方にはお勧めです。さらに、季節講習もその20万さえ払えば無料で受けられるとのこと。おそらく、普通に駿台に通った際にかかる費用の7分の1ほどになると思われます。補足です。本部校以外の場合、開示AやBだと10万円になります。かなりリーズナブルな値段ですね。

クラス分けについて。代ゼミの東大コースはクラスが一つしかなく、人数もかなり少ないです。今年は8人、去年は4人。その代わり、先生たちが生徒の実力やペースを把握できて、授業中にも添削してもらえるほど、待遇が良いです。

自習室について。人数の割に建物が広いので、相当広くスペースを使えますし、駿台のように季節講習期間中は自習室がすぐにいっぱいになるということもありません。一人で席を3つほど使える上、充電ができ、ご飯を食べることもできます。また、長く離席しても問題ない上、赤本の貸し出しもあります。つまりこの辺りに関しては絶対に駿台よりは良い環境です。

 

設備は割愛します。ただ、代ゼミは校舎がかなり広いし駿台よりはおそらく良いはず。

科目別の授業の質について。

英語は、英作文の授業は先生が解説しつつ添削もしてくれます。読解の授業は、東大型の英語のテストを90分で解き、そのあと解説。ほかの予備校と遜色ないレベルだと思います。

それ以外の科目に関しては配られたプリントを解いてその場で見てもらう、あるいは時間を測って演習した後解説講義、というのが基本。少人数なので、周りの目を気にせずに済むし、先生が生徒の弱点を把握した上で教えてくれるので、かなり優秀な授業形態。

社会に関しても、通史の授業がメインとなる駿台とは異なり、演習がメイン(ただし時代順ではある)となります。

デメリットとしては、社会が他の予備校よりは弱いかもしれませんが、浪人して普通に勉強していれば社会の点数は上がるので、あまり問題はないと思います。

英国数の授業レベルはほかの予備校と比べても遜色ないし、数学や古典に関してはほかの予備校より演習量は多いと思います。

先生との距離が近いので、気軽に質問もできます。

チューターについて。かなり緩く、授業を切っていてもプリントをもらえるなど、いい意味で融通が利きます。

 模試については、駿台のマーク模試や駿台の記述模試は無料で受験できます。

人数は少なめですが、去年は4/5人が受かったということです。

最後は河合についてです。(主に本郷校の話になります。) 

ブログ主の友人で、河合本郷に通っていた私(twitter名きのこ)が書かせていただきます。これを読んでもわからないところがあればtwtterのdmにて質問してください。

特待制度について。現役の時に河合模試で基準は不明ですが一定の好成績をとっていると入学時に授業料から一部割引されます。 人によってその割引額は10万だったり35万だったりでまちまちですので、どれくらい引いてくれるかは河合塾のスタッフに聞いてください。

スカラシップ制度については、授業出席率、添削提出率、模試成績などが考慮され、うまくいけば前期の授業料はチャラにできますが、これらが全て超高水準であってもスカラ認定を受けられなかった知人もいたりして不透明感満載です。取れればラッキー、くらいに思っておくのがいいですね。

次はクラス分け。4月初旬と7月初旬に河合塾オリジナルマーク式試験のサクセスクリニックを受験し、それぞれ前期後期のクラスが決定されます。河合塾の必須模試は考慮されませんので注意してください。なのでスカラがいらないならはっきり言って全統記述模試は受ける意味ryって感じですね。あの手この手で受けさせようとしてきますが。東大オープンの成績もクラス分けに関係ないです。僕は文類アドバンスコースに所属していたのでそこでの話なんですが、50人ほどのクラスが3つあって成績順にLM>LU=LZとなっています。参考までに去年の夏の東大オープンの平均点はLMが約240、LUとLZは約210でした。(全国平均は178で、A判定ラインは224、B判定ラインは210)LMについては50人いて平均がA判定ラインを優に超えているので全国的にみてもかなり優秀なクラスですね。

自習室。本郷校は地下一階の専用自習室、空いてる教室の開放自習室、ラウンジが自習室として使えます。基本満杯になることはないです。しかし、授業サボりを防ぐため原則として授業中は自習室が使えないようになっています。実態としてはサボりマンは多数いて開放自習室を使っているのですが、ごくたまーにチューターが見回りに来るのが恐怖です。ある知人は授業切ってラウンジで勉強していたらチューターが説教に来たとか。だから一部は最寄駅のマックで勉強してたりします。

設備について。本郷校は最近できたこともあってものすごく綺麗です。トイレも多いし困ることはないです。椅子も、いすの河合と言われるだけあって(どこで言われてるのか知りませんが)座り心地はいいです。地下の自習室は地下牢とよばれるようにかなり閉鎖的な空間なので時々外に出て空気を吸いましょう。

次、科目別の授業の質。まずクラスによって当たり外れが激しいです。いわゆるトップ講師の授業が受けられるのはLMとLUです。私はLZだったのでトップ講師の授業は隔週の英語アドバンスゼミでのみ受けていましたが、評判通りの実力を感じることができました。LZは正直普通の先生が多く、現代文や英文解釈、理科基礎は優秀な先生でしたが、数学に至ってはよくこれで稼げるなって人もいました。社会はなぜかクラス関係なくランダムで担当講師が決まります。世界史の坂本先生は大局観を重視して授業してくれるので、自然と世界史を大きく捉えることができるようになりました。授業の内容としては全教科とも前期は基礎シリーズ、後期は完成シリーズになっていて前期は1から基礎固めし、後期は東大型の演習を行います。特殊講義として、前期は隔週土曜の英語アドバンスゼミ、後期はそれに加え英語以外の教科でも東大対策のゼミが土曜に行われます。また全教科に添削課題が定期的にあります。英作文と社会は特に添削機会が多いのでどんどん利用した方がいいです。

全体としては、河合は英語と社会に強く、数学に弱いです。

模試は河合塾のものは全て必須ですが、先述の通り必ずしも受ける必要はないです。

 チューターについて。これは人によります。束縛系チューターも放置系チューターもいます。いつも1Fにいるので気軽に相談できます。

合格率は、LMで7割、LULZは4〜5割ほどです。

 

以上です!ここまで長くなりましたが、やはり最も重要なのは「どう予備校を活用するか」ということであって、どこに入れば受かりやすい、ということはありません。ですが、この記事はあなたにとって最高の環境を考えるのに役に立つと思います。ぜひ活用してください。あなたの第一志望校合格を心から願っています。

                      執筆:red,きのこ(内容に関するお問い合わせはtwitter @red_l_ までお願いします。)

 

東大リスニングの勉強法

東大リスニングの勉強法についてよく聞かれるので簡単に答えます。模試や去年の結果でも0-2ミスなので、受かってもないのに語るな、とか的外れな批判は控えていただけると幸いです。

 

まず、読めないものは聴けません。リスニングの問題を解くためには少なくともあのリスニングの速度以上の速さで文章が読めなければいけません。そこをクリアするのが1番大切です。あとはやり方と慣れで点数は伸びます。

(リスニングを苦手とする人の多くはおそらくクリアしてません。)

次に、選択肢の先読みについて。5分では足りません。最低8分、できれば10分取ってください。それが取れないとしたら他の設問にかける時間を削ってください。(そのためにもリーディングの訓練は重要です。)

 

最後に、解き方について。まず問題を読んで主題を掴みます。例えば今年なら子育てについての話で、二項対立があって、などを把握します。次に、問題や選択肢を実際に読んで、何を重点的に聞くべきなのかを把握します。そして問題に関係があると思われるところは、特に集中して聴くことが重要です。選択肢のキーワードに丸をつけておくのも有効ですし、選択肢を読むだけでほとんど答えが決まってしまう問題もありますので、できる限り選択肢はしっかりと読むと良いです。

 

数値を聞かれた時 頭の中で英語と数字の変換が間に合わないという人は、とりあえずそのまま英語を書いといて、後で戻しましょう。選択肢に数字がある場合は、英語に直しておきましょう。

 

メモを取るか何もせず聴くか?

 

向き不向きがあります。TOEFLなどのリスニングを視野に入れているならメモを取って聴く練習もした方がいいです。ですが、東大リスニング程度の長さならメモなしでも十分に戦えますので、お好きな方を。

 

ここで述べたことをやってもらえれば20点は超えると思います。

「解答例」は本当に正しいか?

東大世界史の大論述は難しい。リード文を正確に読み取り、どこまで書くのかを自分で絞らなければならない。知識があるだけで書けるようなものではないことは、解いたことがある人間なら分かるはずである。そのような難しい問題に対し、市販の参考書の解答例は真正面からぶつかっているだろうか?答えはノーだ。年度にもよるが、一受験生が見ただけで題意に即していないとすぐに分かるような解答もある。

例をあげよう。2010年の問題はオランダの役割を書く問題だったが、ある予備校の解答例は「ネーデルラント共和国としてスペインから独立した。」ということだけでその部分を終わらせているのである。「役割」なのだから、経済的に打撃を与え、ひいては最盛期を迎えていたスペインの衰退の一因ともなったことを書くべきなのは受験生でも分かる。

私はこのように解答例に疑問を持つことが良くある。そのような疑問を持っている受験生も少なくないと思う。そこで、予備校各社の解答例を比較し、どれが最も題意に応えているか?なぜこの部分が解答に入っているか?と言った「解説」には書かれていない部分をまとめた上で、筆者なりに作り、優秀な学友と共に検討した回答例を提示する、という記事を作ることにした。

恐らく公開は筆者の受験終了後になるが、是非、参考にして頂きたい。

東大日本史について

開示得点で46点を取り、日本史の勉強法について聞かれることが多くなったので、記事を書くことにした。平凡ではあるが、それゆえに役に立つかもしれない内容になると思う。

まず、僕は社会科目の勉強が他の受験生に比べて大きく遅れていた。高2の2月の時点での河合のマーク模試では54点。社会は高3になってから始めようと考えていたので、勉強は全くしていなかった。3月のマークでも49点。5月の記述模試ではなんと、24点(偏差値36.4)6月の駿台全国模試でも28点。このころ、世界史の勉強に必死で、日本史に手が回っていなかったのである。流石にまずいと思い、教科書の古代の部分を読み、7月の終わりになることに受けたマーク模試では、62点。だが、東大実戦模試では、古代すら点が取れず、なんと5点。それ以降、本格的に日本史の勉強を開始した。

それまでは教科書を読んでいただけだったが、まずはスタディサプリの通史の映像授業を受講して通史を進めつつ、後期からとることにした駿台の授業で実戦力を養った。駿台の授業の内容としては、テキストの東大や東大実戦の問題などを予習していき、解説を聞き、その答案を授業中に配布される採点基準をもとにして交換して採点するというものだった。予習の際には参考書や教科書を参照しつつ答案を作った。交換採点を通して分かったのが、受験生は知識に重きを置きがちだという点と、問題の要求にしっかりと応じようという意識が足りていないこと、そして日本語力が足りていないことである。正直な話、僕が交換採点で見た答案で、僕がもし採点者なら点をほとんど与えないが、「要素採点」であるがゆえに仕方なく点数を与えたという答案が多くあった。模試では良い点が取れていたのに、本試験では取れなかったという人は、これらの点に留意して再度自分の答案を見直してみることを勧める。東大は、確実に要素に機械的に加点する採点などしていないことを肝に銘じてほしい。自分には、元からの才能かどうかはわからないが、教科書を見さえすれば、日本語力や題意の取り間違えをすることはあまりなかったので、そこに関しては何も言えない。

また、自分の答案を客観的に見てもらう機会はとても役に立ったので、人に自分の答案を見てもらう機会を作ることを勧める。それこそ、友達でもTwitterに挙げるのでもよいと思う。

授業で扱う問題は時代順であったので、映像で習ったことがすぐに論述でどのように出題されるかがわかったところが、このやり方の良いところだったように思う。

こうして勉強を進め、まだ近代の通史はノータッチだったものの、11月の冠模試では実戦では1問空欄で25点、オープンでは33点を取ることができた。通史は結局、12月中盤までかかってようやくおわらせた。そのあと、二次試験にあまりでないためほぼノータッチだった文化史を詰めるのにセンター前までの時間を使い、センターでは94点。

センター後には、駿台の直前講習で30問以上の東大実戦の問題を解いたが、あまり意味はなかったと思う。なぜなら、駿台は、基本的に問題の答えを無理やり教科書の知識と結び付けて解こうとする傾向があり、模試はそのロジックに従って作られているからである。つまり、青本の解答は当てにならない。そこで、僕は以前から良いと聞いていた塚原先生が執筆された赤本27ヵ年を参考にすることにした。実際、赤本は東大日本史において重要な、資料は必ず1回ずつは使うということを意識していたり、知識ではなく資料を中心になるべく多くを読み取ろうという姿勢を貫いており、とても参考になった。だが、高度すぎて受験生には書けないような解答もあるので、それが書けなくても気を落とさずに。とはいえ、あまり多くの年度を解く時間もなく、2012-2017を解いておわってしまった。青本の解答は、赤本や自分の解答と比べて添削した。こういう答案は書かないようにしようという反面教師的な利用法はありだと思う。

東大の大学院で日本史を専攻していた学校の教師が作問者から聞いた話によると、東大日本史において、教授がさせようとしていることは、「大学における歴史学の一歩」らしい。資料をしっかりと読解し、それを抽象し、うまくまとめることが求められているのである。そしてもちろん、答えは一つではない。

箇条書きで答案作成の際のポイントまとめておく。1.聞かれていること以外を答えない2.自分の知識が求められているのではなく、資料に基づいて考えることが重要であること意識する。3.知識問題もあるので、それをしっかり見極める。だが、知識問題に答える時も、題意に沿った回答をする。4.使わない資料はないと考えて資料文を読む。5.日本語が壊れないように注意。6.普段の練習時に1問15分弱で解く練習をしておくこと。

以上です。質問があればTwitterの方へどうぞ。拙い文章をここまでお読みいただきありがとうございました。